ブッダが教える意志力の鍛え方
この年になって、仏教を学んで、到達しつつある結論と、この本に書かれていることは、かなり重なっているんです。
だらしない生き方を改めることを目的として努力する…脳が「その目的に挑戦することは価値がある、有意義である」と理解して納得すると、脳は瞬時に優先順位を判断でき、挑戦することが苦行ではなく、おもしろさに変わる。すると、怠けるとかサボるということがなくなります。
生きるということ、人生を愉しむということは、楽をするということではなく、成長し続けるということを誓うこと、但し、何処を目指すのか、ということは、その時々で可能な限り明確にするために、自問自答を続けなければなりません。そして、目標を絞り込み、手段を精査して、邁進しなければならないのです。
目標を達成できそうもない、と思ってしまうと、チャレンジすることを諦めてしまいがちですが、たとえ目標を達成できなかったとしても、周囲に与える影響は少なからずあるので、努力はムダにならないとのことです。信じる者は、救われるのでしょう。