いい夢みてね

『いい夢見ろよ』は、古くは、『8時だよ全員集合』の最後で加藤茶さんが言っていた台詞。今では、柳沢慎吾さんが、コントの最後に言うフレーズです…たぶん幸せって『いい夢を見る』ような心理状態にあることではないでしょうか?あなたと私が、そうなれるような話題を探して行きたいと思います.

知的な老い方

 

知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)

知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)

 
・正直、外山滋比古先生のように「もう、今まで培ってきた価値観と、これから築いていく行動原則に従って、素直に生きたい!」と思ってしまいます。
 外山滋比古(とやましげひこ)先生といえば『思考の整理学』いくつかの大学で教鞭をとられ、文学博士でもある先生が、定年二年前に二つ目の学校をやめることにした理由が、まさか「どうもうまく教えられなかった。学生からも本当に尊敬されていないことをいつも感じていた。心おどらせる経験というものがほとんどない。学校に行くのが億劫になってくる。これはよくない。そう思ったから」と書かれていることが意外でした。
 
 それでも、現在の先生があるのは、やはり凡人とは違う考え方と行動力、そして、それを支える人徳があったからと思える話です。

 私は、昨年(2018年)定年を迎え、再雇用嘱託として働いております。会社の方針は「グローバル化を見据えて、目標を達成するために、同じ価値観、同じ行動原則のもと、社員を束ねて行こう」というものですが、私は、違和感を禁じ得ません。正直「もう、今まで培ってきた価値観と、これから築いていく行動原則に従って、素直に生きたい!」と思ってしまいます。外山滋比古先生のように。

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禅の教えに学ぶ 捨てる習慣と軽やかな人生

 

禅の教えに学ぶ 捨てる習慣と軽やかな人生 (朝日文庫)

禅の教えに学ぶ 捨てる習慣と軽やかな人生 (朝日文庫)

 
・私たちに与えられた時間は、短いのかもしれませんけど、それを最も有効に使うために、所有するモノも意識するコトも必要最小限に絞り込みましょう。
 枡野 俊明さんの著書を読むのは『手放すほど、豊かになる』’17/12『おだやかに、シンプルに生きる』『人生をシンプルにする 禅の言葉』’18/11/『美しい「所作」が教えてくれる幸せの基本 』’18/12に続いて5冊目。

 どれも根底に流れる思想は同じなのですけれども、同じ本を何度も読むという方法ではなく、同じ著者の本を複数読むという方法を積み重ねることによって、頭で理解するという段階から、心に染みる段階へ少しだけ近づけるような気がします。

 私なりに、枡野 俊明さんが、仰っていることを一言でまとめると「私たち一人ひとりに与えられた時間は、短いのかもしれませんけど、それを最も有効に使うためには、なによりも丁寧に生きるということ、そして、丁寧に生きるために、所有するモノも意識するコトも必要最小限に絞り込むということなのです。

 世間では、一代で会社の時価総額を世界一にした経営者のことが話題になったりしますが、大きな成功を収める人がいる一方で、着るものも、寝る場所も、食べるものすら得られない人もいるわけです。私たちは、自分のために、また、他者のために、どうしたらいいのか、考えたいと思います。

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シンプルを極める

 

シンプルを極める

シンプルを極める

 
あれ?これって仏教の本だっけ?
 同じ、ドミニック・ローホーさんの著書である『シンプルに生きる』と同時に手に入れたはず?の『シンプルを極める』でしたが、続けて読み始めた時は、何故か気分が乗らず、長らく積読になっていました。

 先日、ひょんなことから再び読み始めると「あれ?これって仏教の本だっけ?」と、戸惑うような話でしたので、改めて著者であるドミニック・ローホーさんの経歴を確認したところ、愛知尼僧堂と呼ばれる禅寺に6週間籠り、曹洞宗を学んだことがあるとのこと…そうです、この本は、元々、フランスに仏教や禅の思想を紹介するためのもので、それが和訳・逆輸入されたと言っても良い内容だったのです。

 仏教や禅の教えは、どの宗派を集中して学ぶというよりも、自分に合っている考え方を、実践を通して体感していくことが大切だと思います。何故かというと、教えは伝える人によって、微妙に解釈が異なり、読者は、モノやコトに対する執着(煩悩)を捨て、『無』の境地に近付くことと、質の良いものを持ち自尊心を保つこととの間に、折り合いをつける必要があるからです。

 「人は、満足が得られない時、自分が手にしているモノや経験が足らないからではないかと考えがちですが、モノやコトは、得れば得るほど更に欲しくなり、欲望はきりがなくなります。だとしたら、むしろ必要最小限のもので、過ごした方が良いのではないか?というのがミニマリズムの考え方。」この本では、その考え方を仏教や禅の教えを後ろ盾に推薦しています。

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tebanasuho

 

手放すほど、豊かになる (PHP文庫)

手放すほど、豊かになる (PHP文庫)

 
●「人は人、自分は自分」と悟る。●自分にないものを求めない。●いまあるものを大切にする。●自分のことは、自分で決める。ということは「手放すほど自由になるれる」ってことなのかもしれませんね。
 「何もない」ところに「安らぎ」が生まれる。モノを大切にする心は、自分を大切にする心。「大らかな心」をもちたいのであれば、必要なモノを極力、我が家から捨て去るのがよいのです。モノの数を少なくして、自分の周りをシンプルな状態にし、広い空間を作り出します。
 簡素な生活を心掛けて、心を豊かにしていく。簡素こそ安らぎであり、寛ぎです。心の安らぎを得たければ、むしろよけいなモノを「手放す」のがよいのです。よけいなモノを求めないことです。いま手元にある、必要最低限のモノを、いつまでも大切にする心にもつながります。

 「必要最低限のモノをいつまでも大切にする心が、自分を大切にする心をはぐくむ。」という教示は、とても静かなものですが、多くのモノに囲まれながら心から気に入ったものがない、自分自身どころか家族すら大切にできていない、今の自分に対して、インパクトがありました。さて、どこから手をつけようかな(;^_^A ・・・

 「手放さなければならないのは、むしろ“こだわりの心”のほうなのかもしれません。“執着のスパイラル現象”を起こすと、必要のないモノが溜まっていき、置き場所に困るほどだ―」私の場合は、不安に起因する執着ですね。より多くを得たいというよりも、どちらかというと、失いたくない。という感情でしょうか?誰しも最後は命をも失うわけですから、モノに執着してもしかたがないと、頭では理解しているはずなのですが……

 こだわり、とらわれは、自分の可能性を制限してしまうだけではなく、相手との人間関係も閉ざしてしまいそうです。こだわり、とらわれを手放し、相手の言葉だけではなく、自分の声に耳を傾けることが大切です。

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知っておきたい日本の仏教

 

・古代インドか中国を経由して日本に伝わり、様々な事情のなかで、盛衰を繰り返す様を眺めることができます。
 多くの日本人にとって、仏教との接点は、葬式だけだと思います。従って仏教についての知識は、お坊さんから授かるわけです。そこでは、本来の思想や哲学よりも、人づてに知った常識?にとらわれてしまうことが多いのではないかと思います。

 しかし、紀元前6世紀にガウタマ・シッダールタがひらいた仏教がどのような歴史を経て現在に在るのかを知るためには、学術的とは言わないまでも、歴史を俯瞰的に眺める必要があるでしょう。この本は、古代インドから中国を経由して日本に伝わり、様々な事情のなかで、盛衰を繰り返す様を眺めることができます。

 お坊さんが唱えてくださるお経は、何のことやら分からない方も少なくないと思いますが、仏教の教えは、特に私のように、人生を収束させなければならない段階に入った人にとって、有効な道しるべになると考えられますので、体系的に押さえておきたいと思います。

 仏教の教えを取り入れる、といっても、私たちは僧侶や比丘尼を目指すわけではないので、各宗派の考え方や戒律の従うというよりも、哲学や心理学を学ぶ時のように、仏教関係の本などを読んで、共感できる部分を取り入れる方法が良いと考えます。

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50代から始める知的生活術

 

外山滋比古(とやましげひこ)先生といえば『思考の整理学』ですが、『思考の整理学』を読み終えないうちに、別の本を買ってきて読んでしまいました。
 外山先生は2014年11月3日に、91歳になられたそうですが、この本を読んで、自分も外山先生のように歳を重ねたいと思った読者は、私だけではないでしょう。

 いつまでも(定年を迎えて、退職しても)何らかの形で社会に影響を与え続けられるような存在になりたい。そう思うのであれば、好奇心を失わず、常に自分を成長させる環境に身を置かなければならないのではないでしょうか?そして、そのような状況を楽しめるような心が必要なのだと思います。 

 先生によると、江戸時代の儒学者佐藤一斎が「老いて学べば、即ち死して朽ちず」という言葉を残しているそうです。先生は、様々な習い事を転々とした自分を悔いているわけではなく、下手は下手なりに、朽ちはしない様々な経験をしたと思っていらっしゃるそうです。

 私たち読者も、先生に倣い、様々な習い事に手を出し、気まぐれに体験を重ねようではありませんか。もちろん、一つひとつには、全力投球することを忘れずに…

 私は、長い間、人から評価され愛されるために頑張ってきたような気がします。しかし、外山滋比古先生のこの本を読むんで、人に評価されたり愛されたりすることよりも、むしろ、自分自身を評価し愛することが大切で、自分が欲求不満になるときは、人の評価を気にし過ぎて、自分自身を愛することを忘れているからかもしれないと思いました。先生は、この本で、そんなこと言っていないんですけど、不思議ですね。

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自分を知るための哲学入門

 

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)

 
竹田青嗣さんの本は、以前にも「哲学とはなんだ(自分と社会を知る)」などを読んだことがあるのですが、この人の本は、全部読みたい。と思わせるような心地よさがありました。
 この「自分を知るための哲学入門」は、竹田青嗣さんと哲学との出会いのプロセスが書かれているのですが、このような内容は、その時の著者と似たような状況に置かれている読者にとって最も理解しやすいものです。

 哲学と言うと、古代から始まる哲学史を学ぶことだろ思っている方も少なくないと思いますが、竹田青嗣さんによると、哲学とは、
①ものごとを自分で考える技術である。
②困ったとき、苦しいときに役に立つ。
③世界の何であるかを理解する方法ではなく、
 自分が何であるかを了解する方法である。とのことです。

 苦しい時、自分が何であるかわからなくなってしまった時、この本を手に取ると、何らかの答えを見つけることができるかもしれません。

 哲学の定義なんて考えたこともない、哲学なんて自分の人生に役に立つはずがない。哲学を語るやつなんて胡散臭い。哲学なんてお金にならないじゃん。そんな風に思っている人ほど、最後に哲学が必要になりそうです。
 私は、昨年(2018)の10月頃から仏教を学んでいますが、哲学と仏教は、共通点がたくさんあることを知って驚いています。少しずつまとめたいと思います。

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